請求書自動作成スプレッドシート(GAS)|複数社を1クリックで発行・インボイス対応
取引先と明細を入れてメニューを押すと、取引先ごとの請求書PDFがドライブに保存されます。月別の自動採番、二重発行の警告、源泉徴収10.21%まで組んだ買い切りのテンプレートです。実機で検証した記録も公開しています。
毎月の請求書発行を、雛形のコピー → 宛先の打ち直し → 電卓で検算 → PDF書き出し → ファイル名を付けて保存、という手順でやっていると、取引先が増えたところで事故が起きやすくなります。
このページで配布しているのは、取引先と明細を入力してメニューを1回押すと、取引先ごとの請求書PDFがGoogleドライブに保存されるスプレッドシートです。買い切りで、月額費用はかかりません。
まず無料版で動くところまで確かめられます。1枚ずつでよければ無料版で完結します。
- 無料版(1枚ずつ発行・コード全文公開) — ダウンロード登録もメールアドレスも不要
- 有料版 ¥1,980(買い切り) — 複数社の一括発行・自動採番・発行履歴・二重発行の警告・源泉徴収
無料版と有料版のちがい
| 無料版 | 有料版 | |
|---|---|---|
| 1枚のPDF発行 | ○ | ○ |
| インボイス対応(登録番号・適用税率・税率別内訳) | ○ | ○ |
| 8%と10%の混在(端数は税率ごとに1回切り捨て) | ○ | ○ |
| 発行日が空ならPDF化を止める | ○ | ○ |
| 複数の取引先へ一括発行 | × | ○ |
| 請求書番号の月別自動採番 | × | ○ |
| 発行履歴の自動記録 | × | ○ |
| 同月・同宛先への二重発行の警告 | × | ○ |
| 源泉徴収10.21%の自動計算 | × | ○ |
| 合計金額の二重計算による照合 | × | ○ |
有料版で増えるのは、取引先が増えたときに事故が起きる箇所です。1社だけなら無料版で足ります。
有料版で何が自動になるか
「請求データ」シートに1行1明細で入力し、請求月を指定してメニューを押します。あとは次が自動で走ります。
- 取引先ごとに明細が集計される
- 「請求書」テンプレートへ差し込まれる
- PDF化され、
20260813_株式会社サンプル商事_50600.pdfの形式でドライブへ保存される - 「発行履歴」に1行記録される
- 同じ月・同じ宛先が既にあれば、発行前に警告が出る
下は実際の発行履歴です。3回に分けて実行しても INV-202607-01 から -06 まで番号が戻らず、重複もしていません。

源泉徴収をONにすると、税込金額から10.21%を差し引いた行が入ります。下は税抜20,000円の例で、消費税2,000円を足して源泉所得税2,042円を引いた19,958円が請求額です。

インボイスの必須項目との対応
適格請求書に必要な項目は6つあります。どこで満たしているかを並べます。
| 必須項目 | 出力先 |
|---|---|
| 発行者の氏名または名称 | 「設定」シートの事業者名 |
| 登録番号 | 「設定」シートの登録番号 |
| 取引年月日 | 発行日(空欄なら発行が止まります) |
| 取引内容(軽減税率対象である旨) | 明細の品目 + 税区分「軽減8%」 |
| 税率ごとに区分した対価の額と適用税率 | 「消費税10%(対象¥30,000)」の形で印字 |
| 税率ごとに区分した消費税額 | 上の各行の右側 |
| 交付を受ける事業者の氏名または名称 | 宛先 |
端数処理は税率ごとに1回だけ切り捨てています。明細1行ごとに消費税を出して足し上げる方式にはしていません。
同梱するもの
Code.gs(GASスクリプト一式)- セットアップガイド(スプレッドシートの新規作成から初回発行まで、クリック単位。つまずき対処つき)
- シート構成リファレンス
- README
動作環境
- **Googleアカウント(無料のもので可)**があれば、追加費用なしで動きます
- Googleスプレッドシート専用です。Excelでは動きません
- 初回実行時にGoogleの認可画面が出ます(ガイドに手順を記載)
できないこと(隠さずに書きます)
- 明細は請求書1枚あたり 20行まで
- 源泉徴収は 税抜100万円以下の10.21%一律 に対応しています
- 会計ソフトとの連携機能はありません(PDFの保存までです)
- 郵送・メール送信の機能はありません
- ダウンロード商品の性質上、購入後の返金は原則お受けできません。判断に迷う点は購入前にご質問ください
作った経緯と確認したこと
これは販売用に作ったものではなく、自分の請求業務のために作ったものです。運送会社と制作業の両方で毎月請求書を出しているので、その手順を元に作っています。
公開前に、新しいスプレッドシートで通しの検証をしました。PDFと発行履歴を開いて、次の3点を目で確かめています。
- 請求書番号が、実行をまたいでも戻らず重複しない(3回に分けて発行して確認)
- 発行日と請求書番号がPDFに印字される
- 13桁の登録番号が、印字範囲で欠けずに印字される
仕組みの詳細は 解説記事 に書いています。
購入
→ 請求書自動作成スプレッドシート(GAS)をBOOTHで購入する — ¥1,980(買い切り)
決済はBOOTHで行います(クレジットカード・コンビニ・銀行振込・PayPal等)。購入後すぐにダウンロードできます。
まず動かして確かめたい場合は、無料版 からどうぞ。コードを全文公開しているので、中身を読んでから判断できます。
導入手順のご質問は、BOOTHのメッセージからお受けしています。